ブルゴーニュワインの5つの生産地区の１つであるコート・ド・ボーヌ地区では、高級赤ワインならびに世界的な名声を誇るエレガントでフィネス豊かな白ワインを産出しています。

ブルゴーニュのワイン生産地

ブルゴーニュのブドウ畑は、北はヨンヌ県のジョワニーから南はソーヌ・エ・ロワール県のマコンまで約300㎞にわたって広がっています。その生産地は北から南に向かって次の５つの地区に分割できます。

  • シャブリとグラン・オーセロワ（ヨンヌ県）

  • コート・ド・ニュイ（コート・ドール県）

  • コート・ド・ボーヌ（コート・ドール県）

  • コート・シャロネーズ（ソーヌ・エ・ロワール県）

  • マコネ（ソーヌ・エ・ロワール県）

フランスの産地では珍しいことに、ブルゴーニュのブドウ畑のほとんどはAOC（フランスワイン法の原産地呼称統制）に格付けされています！

コート・ド・ボーヌ

　コート・ド・ボーヌ地区には、グランクリュ、プルミエクリュをはじめ、北のラドワ・セリニーから南のマランジュまで珠玉の村々が連なっています。村々の背後にはオート・コート・ド・ボーヌの高台が控えています。
　白ワインで有名なコート・ド・ボーヌ地区でも、とくに名高いのがコルトン・シャルルマーニュ、モンラッシェ、ムルソーなど。
　一方、コルトンやポマール、ヴォルネイなどエレガントな赤ワインも忘れてはなりません。

オート・コート・ド・ボーヌ

コート・ド・ボーヌの背後に控える高台でも優れたワインを産出し、「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ」という名前でAOCにも格付けされています。